百済武王、王子身分だったが、驚くべき事情の為、芋を売りながら生きて行き、謀を使って新羅真平王の三番目の姫と結婚する。
彼は結局、紆余曲折の挙句また王宮に戻って、王族の身分を取り戻す。
ドラマ「薯童謡」でのチョヒョンジェの引き受けた役は、まさにこのようだが、デビューしてから何年にもならない彼が大河史劇の主人公、それもヒット作家とPDの作品にキャスティングになったことは本当に異例的と見た。
前作の主人公イヨンエは少なくともデビュー 10年を超えるベテランだったから、もっとそうだ。
しかし彼は今「薯童謡」で、静かで落ち着いて自分の役を全てやりこなしている。
1980年生まれで幼いと言えば幼い年令なのに、苦難と悲しみを無理やりに吐き出すことなく、そのまま染み出るようにする彼の演技は 'チョヒョンジェ'という人が果して誰なのか知りたくさせる。
これはたくさん知られた事実だが、彼が幼い頃、家庭の事情が難しい上、両親が2人とも病席に着きがちで、他人達のように高等学校に進学することが出来ずにバイトをしなければならなかったという。
制服を着て通う友達が羨ましくて泣いたと言う彼の話は、まさに現実を痛がるものの、結局受け入れる 'ソドン' 役の中に解け込んでいる。
また「薯童謡の主人公のようにチョヒョンジェは、そこに座り込むのではなく、自分の資質を試してみ始める。
結局、検定考試を経て演劇科に進学、 まずは `歌手'としてデビューするようになる。しかし今、恐るべき新人として浮び上がっている 'キムガンウ'と共にした 'ガーディアン'というグループは、別に注目も受けることが出来ずに消える。
そこで止めていたら、多分今のチョヒョンジェはなかったはずだ。シチュエーション・コメディとドラマの端役を経て、演技を充分に積んだ後、MBCドラマ「ラブレター」のアンドレア神父役で一気スターの席を固め、それ以後彼は走り始めた。
「九尾狐外傳」の強い戦士と「Only You」の意地悪財閥2世役まで、彼は多様な演技挑戦も厭わなかった。
もし彼がデビュー 3年ぶりにミニシリーズ主人公を引き受けたこととチョヒョンジェ特有の清くて気品ある、まさに王子様みたいなルックスさえ見れば、彼を 'シンデレラ'と呼んでも良いだろう。
また彼がそれまで引き受けた役は、女性から見れば '清純哀れ'なお兄さんで、よく泣いて一途な心のキャラクターが大部分を引き継いだ。
しかし彼がそんなに短い時間に視聴者たちを心より鳴らすことが出来たのは、同年代のの演技者たちが表現することが出来ない悲しみの深さを表現する程の痛みを経験したことで、更に成熟したということだ。
放送関係者たちはチョヒョンジェを史劇に似合うルックスと声音、そして表情を持った数少ない演技者だと評する。
また物静かであるだけのように見えるものの、それまで難しくて大変な演技に挑戦して、最後まで諦めない面貌を見れば '男らしさと熱情'も感じられる。
現在、次世代韓流スターとしても多くの注目を引くチョヒョンジェが、涙と苦労が分かる本当の王子である 'ソドン'を素敵に見せてくれることを期待する。
キムミンソン MTM 代表 / ソウル総合芸術学校教授 www.mtm.co.kr
[スポーツ朝鮮] 2005-10-13 09:48
http://sports.chosun.com/news/news.htm?name=/news/entertainment/200510/20051014/5an70029.htm
2005-10-14 11:38:41
|